特例公債(赤字国債)

23.1兆円前年比 +7.6%

令和8年度歳入歳入総額18.89% ・ 国民1人あたり 約19万円

特例公債(赤字国債)とは

社会保障費など、建設国債の対象とならない歳出を賄うために発行する国債。いわゆる「赤字国債」。本来は財政法で禁止されており、毎年度の特例法で発行を認めている。公債金の大部分を占める。

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詳しい解説

特例公債は、社会保障費など建設国債の対象とならない歳出を賄うために発行される国債で、通称「赤字国債」と呼ばれます。歳入に占める公債金(借金)の大部分を占め、財政赤字の象徴とされています。

なぜ「特例」なのか

財政法は、国の借金を道路や施設など後世に資産が残る建設国債に限って認めており、それ以外の経常的な支出を借金で賄うことは原則禁止しています。しかし実際には税収だけでは歳出を賄えないため、毎年度、特別の法律(特例法)を作って赤字国債の発行を認めているのが実情です。

将来世代への負担

赤字国債は、今の世代が受けるサービスの費用を将来世代の負担で先送りするものです。国債残高が積み上がると、その返済と利払いに多くの税金が回され、教育や社会保障など本来の政策に使えるお金が圧迫されます。財政健全化が長年の課題とされています。

年度別推移

年度当初予算(歳入)
令和5年度28.9兆円
令和6年度28.9兆円
令和7年度21.5兆円
令和8年度23.1兆円

出典: 財務省「予算書」(歳入)

よくある質問

Q. 赤字国債と建設国債の違いは?

A. 建設国債は道路や施設など後世に残る資産の整備に、赤字国債(特例公債)は社会保障費など経常的な支出にあてる借金です。

Q. 赤字国債は返さなくてよいのですか?

A. 返済が必要です。満期が来ると借換債の発行などで返済されますが、実質的には新たな借金で返している状態が続いています。

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