国債費

31.3兆円前年比 +9.5%

令和8年度予算歳出総額25.57% ・ 国民1人あたり 約25万円

詳しい解説

国債費は、過去に発行した国債(国の借金)の返済(償還)と利子の支払いにあてられる経費です。歳出の中でも大きな割合を占め、国債残高が1,000兆円を超えるなか、金利の上昇によって今後さらに膨らむことが懸念されています。

国債費と新規国債発行の違い

国債費は「過去の借金の返済・利払い」であり、歳出(お金の使い道)に計上されます。一方、その年に新たに借りるお金(新規国債発行=公債金)は歳入(お金の入り)に計上されます。つまり国は毎年、古い借金を返しながら新しい借金を重ねている状態で、国債費と公債金はいわば借金の出口と入口の関係にあります。

金利上昇の影響

長らく続いた低金利のもとでは利払い費が抑えられてきましたが、金利が上昇すると新たに発行・借り換える国債の利率が上がり、利子及割引料が増加します。国債残高が巨額であるため、わずかな金利上昇でも利払い費は数兆円規模で膨らむ可能性があり、財政運営上の大きなリスクとされています。

年度別推移

年度当初予算決算額執行率
令和5年度25.5兆円24.6兆円96%
令和6年度28.0兆円25.7兆円92%
令和7年度28.6兆円
令和8年度31.3兆円

出典: 財務省「予算書」「決算書」。決算額が未表示の年度は未公表。

内訳

よくある質問

Q. 国の借金(国債残高)はどのくらいありますか?

A. 普通国債の残高は1,000兆円を超えており、GDPの2倍を上回る水準です。主要先進国のなかでも極めて高い比率です。

Q. 国債は誰が持っているのですか?

A. 日本銀行が最大の保有者で、そのほか国内の銀行・保険会社・年金基金などが保有しています。海外投資家の保有割合は相対的に低くなっています。

関連項目

国家予算全体をインタラクティブに見る

ドリルダウンで税金の行方を階層的にたどれます

ダッシュボードへ