社会保障関係費

39.1兆円前年比 +2.4%

令和8年度予算歳出総額31.93% ・ 国民1人あたり 約32万円

詳しい解説

社会保障関係費は、年金・医療・介護・子育て・生活保護などにあてられる経費で、国の一般会計歳出のうち最大の割合を占めます。高齢化の進行に伴って毎年増え続けており、国家財政を考えるうえで最も重要な分野です。

なぜ社会保障費は毎年増えるのか

社会保障費が増加する最大の要因は高齢化です。年金の受給者や医療・介護サービスの利用者が年々増える一方、支え手である現役世代は減少しています。とくに団塊の世代がすべて75歳以上となり、医療・介護の需要が一段と高まっています。制度を変えなくても、対象となる人が増えるだけで自然に費用が膨らむ構造になっています。

財源はどこから来るのか

社会保障の財源は、加入者や事業主が納める社会保険料が中心ですが、それだけでは足りず、多額の税金(公費)が投入されています。消費税収の使い道は法律で社会保障にあてると定められており、消費税が社会保障を支える主要な財源に位置づけられています。それでも不足する分は国債(借金)で穴埋めされているのが実情です。

年度別推移

年度当初予算決算額執行率
令和5年度36.9兆円36.0兆円98%
令和6年度37.7兆円35.8兆円95%
令和7年度38.2兆円
令和8年度39.1兆円

出典: 財務省「予算書」「決算書」。決算額が未表示の年度は未公表。

内訳

よくある質問

Q. 社会保障関係費は歳出の何割を占めますか?

A. 一般会計歳出の約3分の1を占め、単一の分野としては最大です。年度により変動しますが、おおむね33%前後で推移しています。

Q. 社会保障費の内訳で最も大きいのは何ですか?

A. 年金給付費が最も大きく、次いで医療給付費、介護給付費と続きます。この3分野で社会保障費の大半を占めます。

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